住宅は、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスせずに放置してしまった結果、屋根が割れてしまったという方もいらっしゃるでしょう。
屋根が割れたまま放置してしまうと、雨漏りの原因になって日常生活に支障が出てしまう恐れもあります。
そこで今回は、スレート瓦が割れてしまう原因と、リフォーム方法をご紹介します。
□スレート瓦がヒビ割れる原因とは?
スレート瓦が割れてしまうときには、いくつかの原因が存在します。
一緒に見ていきましょう。
・経年劣化
スレート瓦は、時間経過とともに徐々に劣化していきます。
劣化が進行していくにつれて様々な症状が見られるようになり、その一つがひび割れです。
・飛来物の衝突
台風や強風が発生した時に、飛んできたものが屋根にぶつかってひびが入ってしまうことがあります。
・屋根の工事
アンテナや太陽光パネルの設置など、ご家庭によっては屋根の工事を行うこともあるでしょう。
工事内容によっては、工事の際に屋根にひびが入ってしまうことがあるのです。
工事のタイミングでひびが入らなくても、設置したものの重さによって少しずつひびが入ってしまうこともあります。
・踏み割れ
屋根の上での作業中に、スレート瓦を踏んでしまうことでひび割れが発生してしまうことがあります。
特に経年劣化している瓦は割れやすいので注意が必要です。
□スレート瓦が割れた際のリフォーム方法とは?
スレート瓦が割れてしまったときには、症状によってリフォーム方法が異なります。
それぞれの状態にあったリフォームを検討しましょう。
*カバー
屋根全体的にひび割れが起きてしまった場合は、カバー工事がおすすめです。
これは、現状の屋根に新しい屋根材を被せる工事方法です。
家を建ててから15年から20年以上メンテナンスをしていないスレート瓦は全体的に劣化している可能性が高いので、点検してもらいましょう。
*葺き替え
天井にシミができていたり、既に雨漏りしていたりする場合は、葺き替え工事をおすすめします。
これは、現状の屋根を撤去した後に新しい屋根に交換する方法です。
雨漏りしている屋根にカバー工事をしてしまうと、湿った木材が腐ってしまい、屋根の耐久性が落ちてしまうので注意が必要です。
□まとめ
スレート瓦が割れてしまう原因は、主に以下の4つです。
・経年劣化
・飛来物の衝突
・屋根工事
・踏み割れ
屋根が割れてしまったときは、症状別にするべきリフォーム方法が異なるので、ご自身の状態にあったものを選びましょう。