大規模修繕

大規模修繕で得られるメリットとは?

修繕時の注意点なども解説

大規模修繕は費用がかかるデメリットはありますが、安全性や利便性がアップするなどメリットも多くあります。とくに建物の安全性がアップすれば、建物の老朽化による事故も防げるので、入居者の安全も守れます。ぜひ定期的に大規模修繕を行い、建物の資産価値が下がらないように対処してみてください。

1. 大規模修繕で得られるメリットは?

マンションやアパート、店舗などでは定期的に大規模修繕が必要になるケースもあります。費用はかなりかかりますが、それ以上にメリットも期待できます。

以下に、大規模修繕で得られるメリットをいくつかご紹介します。

1-1. 安全性がアップする

建物を大規模修繕する一番のメリットは、安全性のアップでしょう。新築の頃は頑丈な作りであっても、時間の経過による老朽化は避けられません。日本は自然災害も多く、建物の安全性は見逃せないポイントです。

大規模修繕を行えば老朽化の問題も解決し、災害への備えも万全になります。

1-2. 利便性がアップする

大規模修繕のメリットは、利便性のアップもあります。時間経過とともに設備は古くなり、老朽化と共に破損などの問題も無視できなくなります。大規模修繕を行えば、新しい設備に置き換えることが可能です。とくに、バリアフリー化やセキュリティ工事などは代表例でしょう。

1-3. 資産価値がアップする

建物は老朽化すると、年月を経る度に資産価値がダウンします。とくに老朽化などで建物が破損し、それが原因で事故が起きた場合は大幅にダウンする可能性が大きいといえます。大規模修繕を行えば老朽化を防ぎ、資産価値のダウンも避けられるでしょう。

バリアフリー化など、施設を新しくする工事では、資産価値がアップする可能性があります。大規模修繕は、資産価値を留める、もしくはアップする意味でも有効な工事です。

1-4. アパートでのメリット

賃貸のアパートで大規模修繕を行うメリットには、「入居者の安全確保」「建物の維持と管理」「資産価値の維持」「入居者が増える」などがあります。とくに、アパートでは入居者が増えるメリットは大きいでしょう。

住みやすいと感じるアパートなら、家賃が少々高くても入居者は増え、家賃収入も増やせます。また、大規模修繕を行えば汚れや劣化を直せるので、入居者数アップにつながります。

1-5. 分譲マンションではどうなる?

マンションの中でも分譲マンションを購入した方は、大規模修繕のために積立金を用意しているケースも多いでしょう。入居から時間が経つと老朽化も進み、資産価値が下がるため、大規模修繕が必要になるからです。 分譲マンションなどで管理会社が修繕を行うメリットには、問題があったときに問い合わせがしやすい点、管理の負担が軽くなる点などがあります。ただ、管理会社によっては高額の費用がかかる点には注意してください。

2. 大規模修繕の注意点は?

マンションやアパート、店舗などでは大規模修繕が必要になるケースがあると書きましたが、とくにマンションでは注意したい点があります。修繕時期や費用は管理会社が責任を負いますが、工事範囲の見極めなどを知っておかないと損をするケースもあるからです。

マンションの大規模修繕での注意点など、以下にみていきます。

2-1. 工事範囲の見極め

マンションの大規模工事の費用は、住居者が毎月支払う修繕積立金から支払われるケースがほとんどです。そのため建物全体の修繕をしたいときに、費用が足りなくなる可能性があります。 工事の前には劣化診断を行い、結果を元にして工事範囲を見極める必要があります。修繕は年数ごとに何度も行われるため、次回のための予算計画を立てることが大切です。

2-2. 管理会社に依頼するときのポイント

管理会社は普段から住民とコミュニケーションが取れるので、問い合わせしやすいのはメリットです。ただ、管理会社に依頼したときは、費用が高くなる可能性があります。適正金額かどうかをしっかりと確認し、高すぎると感じた場合にはすぐに問い合わせましょう。

2-3. 足場工事のポイント

マンションの大規模修繕では、足場の費用にも注意が必要です。とくに道路占有許可は必要なので、役所などに使用料を支払わないといけません。また、足場工事にかかる日数は業者によって違います。 マンションは高所の作業になるため、足場の設置は必須です。悪徳業者の中には設置しない会社もありますが、法律違反なので気をつけましょう。

3. 施工業者の選び方のコツは?

大規模修繕の施工業者の選び方のポイントは、業者にこだわらないこと、実績が豊富な業者を選ぶなどがあります。

多額の費用がかかる修繕工事ですから、悪徳業者に引っかからないようにポイントを押さえておきましょう。

3-1. 幅広く業者を探す

選び方として、幅広く業者を探すのが一つ目のポイントです。建物を作った業者だけにしかできない工事は、大規模修繕には含まれていません。そのため業者はどこを選んでも問題ないので、費用や実績で幅広く探して選びましょう。

3-2. 実績の豊富さで選ぶ

選び方のもう一つのポイントは、施工実績の豊富さです。ノウハウが豊富な業者ほど実績も豊富なので、選ぶ参考にしてみてください。優良業者は技術力はもちろん、付近住民への気配りにも長けています。業者選び1つで、近隣とのトラブルも最小限に抑えられるでしょう。

4. まとめ

大規模修繕で得られるメリットや修繕時の注意点、業者の選び方などご紹介してみました。大規模修繕は多額の費用がかかる点はデメリットですが、老朽化の事故を防ぐなどメリットも多くあります。

また、業者選びも大切なので、費用だけでなく工事内容も注意が必要です。ぜひ、建物の資産価値の維持のためにも、大規模修繕を行ってみてください。 大規模修繕を行う業者選びで迷ったときには、ぜひ一度「株式会社高一」にご相談ください。外壁や屋根、内装など施工実績のある当店で、修繕に関する悩み解決のお手伝いをします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。

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