防水工事

防水工事の特徴と耐用年数を徹底解説!

業者に依頼して家を浸水から守ろう

防水工事は、家を浸水から守るために欠かせません。この記事ではウレタン防水、塩ビシート防水、FRP防水、アスファルト防水の4つの防水工事について特徴と耐用年数を解説しています。防水工事を定期的に業者に依頼して、建物の寿命を延ばしましょう。

1. どうして防水工事が必要なの?

防水工事とは屋根や屋上、ベランダなどに防水材を使用して施工を行って雨水などの浸水を防ぐ工事のことです。防水工事には、「雨漏りを防ぐ」「建物の寿命を延ばす」という2つの目的があります。

1-1. 雨漏りを防ぐ

もし防水工事を行っていないと、建物の内部に簡単に雨水が浸水して雨漏りが発生してしまいます。雨漏りだけでもシミができたり、室内の湿度が上がってしまったりして困ったものです。さらに浸水によって繁殖したカビが建物の内部にまで及ぶと、さまざまな病気などを引き起こして健康被害を受けることが考えられます。

1-2. 建物の寿命を延ばす

建物の表面や断熱材だけでなく構造躯体にまで浸水すると、木造の場合は反ってしまったりもろくなったりする可能性があります。また、鉄筋コンクリート造の場合もサビなどによる腐食によって建物の寿命が短くなってしまいます。

2. 4つの防水工事の特徴と耐用年数とは?

防水工事には大きく分けて「ウレタン防水」「塩ビシート防水」「FRP防水」「アスファルト防水」の4つがあります。それぞれの特徴と耐用年数をご紹介します。

2‐1. ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を原料とした防水材を一定の厚さに塗装して防水するものです。でこぼこした場所にも施工できて人気がありますが、乾燥に時間を要するので階段や廊下といった人がよく通るところには向いていません。 耐用年数は10~13年となっていますが、防水効果を維持するためには5年ごとにトップコートを塗り直すことが推奨されています。

2-2. 塩ビシート防水

塩ビシート防水とは、塩化ビニール樹脂で作られたシートを敷きつめて防水するものです。シートを敷きつめるだけなので雨天であっても短時間で施工できますが、平らでない場所には向きません。また、シートの継ぎ目からはがれやすいという難点があります。 耐用年数は12~15年です。最近では凝ったデザインの塩ビシートが次々と販売されています。見た目と機能性のバランスの良さから人目につく場所で使用されることが多く、ウレタン防水の次に人気があります。

2-3. FRP防水

FRP防水とは「Fiber Reinforced Plastics」の頭文字のことで、繊維強化プラスチックを原料とした防水材を一定の厚さに塗装して防水するものです。ウレタン防水とよく似ていますが、ウレタン防水よりも軽くて衝撃に強く、耐久性に優れているという特徴があります。ただし、ウレタン防水よりも価格は高めです。 耐用年数は10~15年で、ウレタン防水と同様に5年ごとにトップコートを塗り直すことをおすすめします。FRP防水はベランダの防水工事によく用いられています。

2-4. アスファルト防水

アスファルト防水とは古くからある防水工事で、防水シートの上から高温のアスファルトを塗装して補強することによって防水するものです。施工中に思わず目をしかめたくなるようなニオイや煙が発生するので、新築時の防水工事として広く用いられています。 耐用年数は12~20年です。施工品質が安定しているので信頼性が高く、アスファルト防水はこの中で耐用年数が一番長い防水工事となっています。

3. 防水工事は業者に依頼しよう

採用されている防水工事の種類によって異なるものの、防水工事は業者に依頼して10~15年に一度を目安にやり直すことをおすすめします。 防水工事が施工されている箇所にひび割れや雨漏りが生じている場合、浸水は表面だけですんでいるのか、それとも内部にまでおよんでいるのかを判断するのはとても難しいものです。そのため、自分で防水材を塗って対応しようとするのではなく、一度業者を呼んで点検してもらいましょう。業者に見てもらうことで適切な防水工事をやり直せるので、内部にまで及ぶ雨漏りを防げるだけでなく結果的には家の寿命を延ばすことに繋がります。 防水工事を行う業者は数多くありますが、施工実績が多く、高い技術力を持った地域に根付いた業者に依頼しましょう。地域に根付いた業者は顧客の口コミが一番の宣伝になるので、高い技術に基づいた丁寧な仕事をしてくれるはずです。

4. まとめ

建物に防水工事が必要なのは、雨漏りを防いで建物の寿命を延ばすためです。主な防水工事にはウレタン防水や塩ビシート防水、FRP防水、アスファルト防水の4種類があり、それぞれ得意とする場所や耐用年数が異なることをご紹介しました。 防水工事は10~15年を目安に業者に依頼することをおすすめします。業者の目で点検してもらうと適切な防水工事ができるので、結果的に建物の寿命を延ばせるでしょう。 「株式会社高一」は塗装を専門に行っています。地域のお客様を中心に、塗装工事と合わせて防水工事についても多くの実績を積み上げてきました。高い技術と丁寧な作業によってお客様の家を浸水から守ります。お客様のニーズに的確に応えてまいりますので、まずはご相談いただければと思います。皆様のお問い合わせをお待ちしております。

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