屋根は快適に暮らすカギ!屋根周りの名称や構造を知っておこう!

屋根は家にとって非常に重要な役割を持っており、屋根にトラブルが起きてしまっては快適な生活が送れません。
そのため、屋根にトラブルが起きてしまったら直ちに修理する必要があります。

しかし、自分の家のトラブルがどこで起きているのか知れないのは、なんだかもどかしいですよね。
そこで本記事では、屋根周りの構造やその名称を紹介していきます。

□木造住宅の屋根構造とは?

木造住宅の屋根の構造は「小屋組」と呼ばれ、小屋組の中には「小屋裏」または「屋根裏」「天井裏」と呼ばれる空間があります。
小屋裏には垂直に立てられた「小屋束」があり、その上には「母屋」と呼ばれる木材が水平に取り付けられています。

母屋の中で、一番外側の木材を「軒桁」と呼び、一番上の木材を「棟木」と呼びます。
新築工事で行われる「上棟式」は、この棟木を取り付ける儀式のことを表すのです。

□屋根周りの部分ごとの名称を知ろう!

1:棟

棟とは、屋根の面同士の接合部分のことで、屋根の頂上を表します。
棟と言っても、寄棟屋根と呼ばれる屋根の形の場合、主棟、大棟、下り棟、隅棟などの区別が可能です。

2:谷

屋根の面と面をつなぐ部分をくぼませた箇所を谷と呼びます。
谷は、屋根に残った雨水を排水する役割を持っており、ステンレスやトタンなどの素材で通水路を作って雨水を排水しているのです。

3:淀

淀は、屋根の端に使用される部分を表し、風の影響で屋根が剥がれないようにする役割を持っています。
他にも、雨水が流れ落ちる際に水切れを良くするという役割もあるので、必要不可欠なものです。

4:雨樋(あまどい)

雨樋は屋根の先に取り付けられているもので、雨水を軒樋、縦樋と順に通らせて地面や下水に排水するという役割があります。
これがないと、雨水が外壁のすぐ横に落ちてしまい、飛び散った水や泥が外壁に付着してしまうのです。

雨樋が落ち葉やゴミなどによって詰まってしまうと、正常な排水機能がなくなるため、定期的なメンテナンスが必要です。

5:庇(ひさし)

庇は窓や出窓などの開口部分の屋根とも言えるものです。
屋根が建物全体をカバーしているのに対して、庇は開口部のみをカバーしています。

□まとめ

屋根周辺の構造や部分ごとの名称は今回紹介したものが主なものです。

しかし、屋根はもっと複雑で、もっと細かい部分もあるため、全てを把握するのは難しいでしょう。
そのため、屋根のメンテナンスや修繕などは、ぜひ当社にお任せください。

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