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外壁塗装の塗料には艶ありタイプ・艶消しタイプがあります。
どちらかを選ぶかによって外壁の見た目にも違いがあるので、
考えずに選んでしまうとイメージしてたようにならず
ー1.外壁塗装における「艶あり」「艶無し」とはー
艶あり
光の反射が70%以上のものを指し、光をきれいに反射するような光沢感があります。
艶消し
光の反射が5%以下のものを指し、艶ありとは反対に光の反射が少なく落ち着いたマットな仕上がりになります。
1-1.光沢度は5段階から選択できる
艶あり・艶消しのどちらにも魅力を感じているのであれば、
外壁塗装の際にどの程度まで艶を出したいのかを5段階から選ぶことが出来ます。
艶消し(艶なし)から順に、
艶消し → 7分艶 → 5分艶(半艶) → 3分艶 → 艶あり になります。
※画像はイメージです。
※選べる段階は塗料の製品によって異なります。
ー2.「艶あり」「艶消し」のメリット・デメリットー
艶あり
メリット
- 耐久性に優れている
艶ありの場合、塗料に添加物を混ぜ合わせていないため塗料が持つ性能を
そのまま発揮することが出来ます。
そのため、100%の耐久性を得ることが出来ます。 - ピカピカで新築のような見た目になる
サイディングなどの凹凸した外壁の場合、塗装をすると艶感が強調され目立つようになります。
※細かい凹凸がある外壁の場合ですと、表面が粗いため光を反射しづらくなってしまい
艶を弱く感じることがあります。 - 汚れにくい
艶ありの外壁は表面がツルツルとした状態になるため水はけも良く、付着したとしても
自然と流れ落ちるのでコケやカビも発生しにくいです。
デメリット
- 艶は数年で消える
塗料によって差はありますが、外壁の艶は一般的に2~3年程度で徐々に消えていってしまいます。
艶がある塗料は他の塗料よりも劣化が早いです。ですので劣化と同時に光沢も薄れてきてしまいます。 - 高級感に欠けるという意見もある
感じ方は人それぞれですが、あまりにもピカピカと光る外壁は落ち着きのなさを感じさせてしまうこともあり高級感というところでは艶消しよりも下回ってしまう場合があります。
艶ありを検討する際には素材・色でも艶の感じ方が変わってきますので、ご自宅の外壁の色や凹凸を確認しておくとよいでしょう。
艶無し
メリット
- 艶がなく落ち着いた雰囲気に仕上がる
艶無しの場合、光沢が低くなるため落ち着いた仕上がりになり、高級感を演出する場合などに適しています。
デメリット
- 汚れが付きやすい
艶無し塗料は艶あり塗料よりも表面が凸凹しているため、汚れが付きやすいです。
水はけもあまり良くないため、定期的に洗浄など行わなければコケやカビが発生しやすくなってしまいます。
- 種類によっては耐久性が落ちる
艶消しは艶ありと比べて耐久性が劣る場合があります。そのため耐久性を重視する方にはあまり向いていません。
耐久性を重視するのであれば、艶消しの場合は元々艶消しの塗料を選びましょう。元々艶消しとして製造されている塗料であれば艶ありと耐久性は変わりません。