外壁塗装の耐久性は?

もちをよくするポイントや外壁周りの耐久性についても解説

大切な家を美しく保つために必要なのが外壁塗装です。それだけでなく、家の安全を守る目的もあるというのはご存知でしょうか。とはいえ外壁塗装には費用も時間もかかるため、計画性をもってメンテナンスを行いたいところです。今回は外壁塗装の耐久性や、もちをよくするポイントについて詳しくご紹介します。

1. 外壁塗装の耐久性はどれくらい?

外壁塗装の耐久性は、一体どのくらいが目安となっているのでしょうか。もちろん使用している塗料にもよるため、一概にはいえません。ここでは一般的な耐久年数についてご紹介します。

1-1. 外壁塗装の耐久性について

外壁塗装の耐久性は、およそ10年程度といわれています。まれに、30年もつ塗装というセールス文句で営業トークをしている業者もありますが、そのようなケースは悪徳業者である確率が高いといえるでしょう。

1-2. 塗装以外の外壁の耐久性は?

外壁塗装以外の外壁に関するパーツとしては、外壁材やシーリングなどがあり、それらにも耐用年数があります。そのためこれらのどれかが耐用年数をむかえた場合には、ある程度まとめてメンテナンスを行うのが一般的となっているのです。
外壁材の耐用年数は20年程度といわれており、比較的もちがよいという特徴があります。とくにタイルやモルタルであれば、30年以上もつ場合もあるでしょう。一方で、外壁の目地や隙間をうめるために利用されているシーリングの耐用年数は7年程度となっています。塗装・外壁材に比べるともっとも耐用年数が短くなっているため、これらのメンテナンスは定期的に行うよう心がけましょう。業者によっては、シーリング工事のことをコーキング工事・シール工事と呼ぶ場合もあります。

1-3. 外壁周りの塗装の目安は?

外壁の塗装を行う際には、そのほかの部分の塗装も一緒に行うのがおすすめです。たとえば屋根の塗装であれば10年が耐用年数の目安といわれています。金属部の塗装や建具塗装であれば15年程度が目安となっています。外壁塗装を行う際には、エクステリア周辺や屋根も一緒に確認してみましょう。

2. 外壁塗装の耐久性をよくするポイント

費用も時間もかかる外壁塗装ですから、できるだけ長持ちさせたいところです。ここでは外壁塗装の耐久性をアップさせるためのポイントを3つご紹介します。

2-1. 長持ちする塗料を選ぶ

外壁塗装の耐久性は、そのほとんどが使用する塗料次第ともいえます。使用する塗料の耐用年数を確認して、できるだけ長いものを選ぶようにするとよいでしょう。この耐用年数というのは、適切に施工した場合に外壁を守ることができる期間の長さとされています。
いくつもの塗料があるため、どれを選べばよいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。信頼できる業者のプロと相談しながら、価格とのバランスがとれた塗料を選びましょう。一般的には、フッ素塗料やラジカル塗料、シリコン塗料などが、耐久性のある塗料として知られています。

2-2. 外壁周りもメンテナンスを十分に行う

住宅において劣化しやすいパーツとして屋根があげられます。直射日光や雨風を直接受けるため、外壁よりも劣化が進みやすい部分なのです。そんな屋根の塗装では、耐久性の高いフッ素樹脂塗料を利用することで外壁と屋根の耐用年数を一緒にすることができ、メンテナスがしやすくなります。
また目地のシーリングの劣化を放置していると、その周りの外壁全体の劣化につながってしまう可能性があります。住宅自体の耐久性を高めるためにも、それぞれの場所を適切なタイミングでメンテナンスしましょう。

2-3. 信頼できる塗装業者を選ぶ

いくら耐久性の高い塗料を選んだとしても、施工業者が手抜き工事をしたり、塗料を規定より薄めて使用したりしてしまってはせっかくのよい塗料が台無しです。そのため外壁塗装を長持ちさせるためには、信頼できる業者を選ぶことがとても大切なのです。アフターケアやメンテナンス保証が約束されているか、見積書に詳しい塗料の内容や工程が詳細に記載されているかなどをしっかりチェックしましょう。

3. 外壁塗装を怠った場合に起こるリスク

外壁塗装を怠ってしまうと、見た目の劣化だけではなくさまざまな問題が起こる可能性があります。なぜなら外壁塗装の耐用年数が過ぎると、外壁の劣化が進んでしまうためです。劣化した外壁は、シーリングが損傷したり、外壁にひびが入ったりすることがあります。その隙間から雨水が室内に入り込んだり、害虫が侵入したりといった被害につながる可能性も否定できません。
また雨水や害虫が外壁の内側に入り込むと、内部にまで被害が及ぶ可能性があります。内部の建具が腐敗し劣化すると、住宅自体の耐震性など機能の部分に問題が起こる場合もあるのです。このように塗装は、家の見た目を美しく保つだけでなく、安全を守る役割も果たしています。

4. まとめ

今回は、外壁塗装の耐久性についてお伝えしました。外壁塗装には費用も時間もかかることから、計画的に行うことが大切です。信頼できる業者を選び、耐久性の高い塗料についてアドバイスをもらうようにしましょう。また外壁だけでなく、屋根や周りのパーツにも目を配ることで、さらに住宅全体の耐久性を高めることにもつながるのです。 横浜市にあります「株式会社高一」では、外壁塗装をうけたまわっております。屋根塗装や内装塗装も同時に行うことができ、より工期を短くしたいというお客様から好評をいただいております。国家資格を持った経験豊富な技術者が耐久性を高めるためのアドバイスいたしますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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