屋根や外壁に使う錆止め塗料とは?基本情報をご紹介!

屋根や金属部分のメンテナンスは、家の美観と機能を維持する上で欠かせない作業です。
特に錆は、放置すると構造の弱体化を招くため、適切な対策を行う必要があります。
この記事では、錆止め塗料の選び方と塗装方法についてご紹介します。

□屋根や外壁に使う錆止め塗料の基本と選び方

錆止め塗料は、金属部分を錆から守るために開発された特殊な塗料です。
金属の表面に塗布することで、酸化を防ぎ、長期にわたって屋根や外壁を保護します。

*油性系とエポキシ樹脂系の特徴

油性系錆止め塗料は、その成分により1種と2種に分類されます。
1種は厚い皮膜を形成し、優れた防錆性を誇りますが、乾燥に時間が必要です。
2種は乾燥が早く、作業効率を重視する場合に適していますが、防錆性は1種に劣ります。

エポキシ樹脂系は、耐久性と密着性に優れ、水回りや手すりなどに適しています。
しかし、紫外線に弱いため、使用場所を選ぶ必要があります。

*適用箇所の選定

錆止め塗料は、さまざまな金属部分に使用できます。
例えば、以下のような場所に使用します。

・屋根や手すり
・シャッター
・フェンス
・配管
・鉄骨部分
・門扉

使用場所の幅は広いですが、塗装する環境や金属の種類、さらには気候条件も考慮して選ぶことが重要です。

□屋根に使う錆止め塗料の塗装手順

錆止め塗料の塗装は、正しい塗装手順を踏むことで、錆止め塗料の効果を最大限に引き出せます。

1.高圧洗浄とケレン作業

まず、塗装の前処理として、高圧洗浄でサビや汚れを取り除くことが重要です。
洗浄作業により、塗料の密着性が向上し、塗装の品質が保たれます。
ケレン作業では、高圧洗浄だけでは取り除けないサビを手作業で丁寧に除去します。
下地処理の丁寧さは、塗装の持続性を左右するため、重要な工程です。

2.塗料の選択と塗布

油性タイプとエポキシ樹脂タイプ、どちらかの錆止め塗料を選ぶ際には、塗装する箇所の状態を観察して最適なものを選びましょう。
塗布する際には、均一に薄く塗ることがポイントです。
塗料が厚く塗られすぎると、乾燥に時間がかかる可能性や剥がれやすくなる可能性があります。

3.中塗りと上塗り

錆止め塗料の上から中塗りと上塗りを行うことで、塗膜の密着をさらに高めます。
中塗りと上塗りをすることで、塗装の耐久性が向上し、長期にわたって金属部分を保護できます。
中塗りと上塗りは、それぞれ乾燥時間をしっかりと取りながら行うことが大切です。

□まとめ

今回は、錆止め塗料の選び方と塗装方法についてご紹介しました。
適切な塗料を選び、正しい手順で塗装を行うことで、屋根や金属部分の寿命を延ばして美観を維持することが可能です。
油性系とエポキシ樹脂系のどちらかを選ぶ際には、使用する場所や求める能力を参考に、適したと種類を選びましょう。

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