FRP防水とは?基本からメリットやデメリットまでご紹介!

新築やリフォームを検討中の皆さん、特に防水対策に関心がある方にとって、FRP防水は選択肢の1つです。
しかし、名前を聞いたことがあっても、実際にどのような防水方法なのか、理解している方は少ないでしょう。
そこで、この記事では、FRP防水の基本からメリット・デメリットまでご紹介します。

□FRP防水とは?基礎知識をご紹介!

FRP防水とは、名前の通り「繊維強化プラスチック」を用いた防水方法のことを指します。
住宅のベランダやビルの屋上など、さまざまな場所でその効果を発揮します。
特徴は、耐久性と防水性を兼ね備えたシートを使った防水方法であることです。
使用するシートは、ガラス繊維を混ぜた樹脂で作られ、白い布のような外観をしています。
バスタブやロケットなど、さまざまな用途で使われるこの素材は、建築分野でもその性能を発揮します。

*FRP防水の施工過程の特徴

FRP防水の施工過程は、清掃から始まります。
続いて、プライマー塗布やFRPシートの敷設、樹脂での固定を行います。
FRP防水の施工は1〜2日という短期間で完了することが一般的です。
そのため、迅速な防水が求められる場合に適しています。

FRPは紫外線に弱いため、トップコートという保護塗料でカバーする必要があります。
トップコートでカバーすることで、耐候性が向上し、長期間にわたる防水効果が期待できます。

□FRP防水のメリットとデメリットとは?

FRP防水を選ぶ際には、そのメリットとデメリットを理解することが重要です。
では、実際にどのようなメリットやデメリットが存在するのでしょうか。

*FRP防水の他にないメリット

FRP防水は高い水密性を誇り、耐荷重性や耐摩擦性にも優れています。
また、軽量でありながら強度が高く、工期も短いこともメリットとして挙げられます。
FRP防水のもつ特性は、特に屋上駐車場などの負荷が大きい場所に最適です。

*FRP防水の注意すべきデメリット

一方で、FRP防水は費用が高く、伸縮性が低いため特定の箇所には不向きです。
例えば、歪みやすい木造の広いベランダや、傷んだ下地には適していません。
そのため、デメリットを理解し、適切な場所での使用を検討する必要があります。

□まとめ

FRP防水は、その優れた防水性と耐久性で多くの建築現場で採用されています。
しかし、コストの高さや特定の条件下での使用制限もあるため、すべての状況に適しているわけではありません。
使う場所や求める能力を踏まえて、選ぶようにしましょう。

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