外壁塗装というとどのような様子を思い浮かべるでしょうか。
実は、外壁塗装と言っても、塗装方法は3種類あるのです。
それぞれの塗装方法にメリットがあり、どの塗装方法で行っていくか判断する必要があります。
今回は、外壁塗装の方法とローラー塗装におけるローラーの種類について紹介していきます。
□外壁塗装は3つの塗装方法がある!
外壁塗装では、主に、3つの塗装方法が採用されています。
ここでは、3つの塗装方法をそれぞれ紹介していきます。
*ローラー塗装
ローラー塗装とは、ローラーに塗料を含ませて塗装していく方法です。
ローラーの素材にはいくつか種類があり、外壁の素材や用途によって使い分けられています。
塗料が飛び散る心配が少なく、外壁塗装で避けたい近隣トラブルの可能性が減らせることから3つの塗装方法の中でも最も主流とされている方法です。
*吹き付け塗装
吹き付け塗装とは専用の機械を使って塗料を吹きかけるという塗装方法です。
吹き付け塗装は意匠性が高く、吹き付けでしか表現できない模様もあります。
しかし、機械で塗料を吹き付けることから周囲のものに塗料が飛び散りやすく、近年では行われることが少なくなっています。
*刷毛塗装
刷毛塗装とは、刷毛を使ってローラー塗装や吹き付け塗装で塗装できなかった部分を補う塗装方法です。
塗装する職人の技量によって仕上がりが変わりやすい塗装方法のため、熟練した職人に行ってもらうことが大切です。
□ローラー塗装の種類について
ローラー塗装は、素材の種類によって大きく3つに分かれています。
1つ目は、羊毛ローラーです。
ローラー塗装の中でも最も使われるのがこの羊毛ローラーです。
均一に塗りやすくなっていることから技術によって差が出ることも少ないとされています。
毛の長さによっても使う用途を分けています。
2つ目は、砂骨ローラーです。
砂骨ローラーは、細かい砂が混ざった空洞が多くあるもののことです。
塗料を含む部分が網の目状になっていることから、液状の塗料を含むことはできず、年度の高い塗料をたくさん含めるというのが特徴です。
厚みをつけて塗りたいときにもよく使われています。
3つ目は、特殊なローラーです。
羊毛ローラーと砂骨ローラーが一般的に使われていますが、これら以外の特殊なローラーを使って塗装する場合もあります。
多孔質ローラーやパターンローラーなどがこれにあたり、塗装する対象によって使い分けています。
□まとめ
外壁塗装には、ローラー塗装、吹き付け塗装、刷毛塗装という3つの方法があります。
また、ローラー塗装も素材によって3つの種類に分かれています。
この記事を参考に、外壁塗装を行う際、どの方法で行っていくべきか検討してみてください。