外壁を濃い色で塗装するときのデメリットとは?

「外壁に濃い色を使ったらダメなのだろうか」
外壁は淡い色が使われることが多いため、このように感じる方も多いでしょう。

しかし、中には濃い色を使いたいという方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんな方に向けて濃い色で塗装する際のコツをご紹介します。

□外壁に濃い色は使わない方が良い?

一般的に、外壁は淡色の組み合わせが多くなっています。
もし濃い色を使いたいのであれば、デメリットについても押さえておきたいところです。
以下でデメリットを2つご紹介します。

1つ目は、色あせしやすいことです。
色あせは家が古くなったような、あまり良いイメージを与えまえせんが、経年劣化で必ず起こるものです。

しかし、特に原色に近い赤や緑は色あせしやすいと言われています。
また、鮮やかな黄色や紫も色あせしやすいため注意しましょう。

明るく濃い色は色あせにより、鮮やかさが失われる可能性が高くなります。

ただし、紫外線を反射する青は例外で、色あせしにくいという特徴があります。

2つ目は、劣化が目立ちやすいことです。
外壁は常に紫外線や風、雨などにさらされるため、劣化が進みます。
劣化の例としてチョーキング現象がありますが、これは指で触った時に白い粉がつくものです。
このように劣化すると白くなるため、濃い色は目立ってしまいます。

□外壁を濃い色で塗装する際のコツについて

ここまでデメリットを紹介しましたが、もちろん中には濃い色で塗装される方もいらっしゃいます。
難しさはあるものの、コツさえ押さえれば濃い色でも満足できる塗装が可能です。

1つ目は、外壁のツヤを消すことです。
現在、塗り替えに使用される塗料の多くはツヤありタイプです。

しかし、外壁の色が濃い場合は、ツヤがあると家を安っぽく見せてしまうことがあります。
実際、ヨーロッパや地中海などの落ち着いた雰囲気の家は基本的にツヤがありません。
南国のカラフルな風合いをイメージされるなら、ツヤは無くした方が良いでしょう。

2つ目は、サッシの色を工夫することです。
濃い色で塗り替える場合にはこの部分の色がかなり重要なポイントとなります。

例えばホワイトサッシだと、外壁を濃い色で塗ったとしても、全体にメリハリが出て、上品な仕上がりとなります。

ただし、サッシがブラウンやブラックの場合は、外壁の色を濃くすると、全体が暗く、どんよりした雰囲気になるため注意が必要です。

□まとめ

外壁の色を決める際は単なる色の好みだけでなく、全体のイメージを膨らませる必要があります。
濃い色はデメリットがあるものの、コツさえ押さえればメリハリのある、オシャレな外壁となります。
外壁塗装のことならぜひ当社にお問い合わせください。

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