外壁カバー工法のメリットとデメリットを紹介します!

新築から10年が経過したくらいから、外壁の劣化が気になり出してくると思います。
外壁修繕の方法はさまざまありますが、その中のひとつに「外壁カバー工法」というものがあります。
外壁カバー工法とは、今の外壁の上に新しい外壁をかぶせる方法です。
今回は、外壁カバー工法のメリットとデメリットをご紹介します。

□外壁カバー工法のメリット

1つ目のメリットは、張り替えよりも費用を抑えられることです。
外壁カバー工法では、既存の外壁の上に新しい外壁をかぶせるため、既存の外壁の撤去が不要です。
一方張り替えでは、既存の外壁を撤去して新しい外壁を取り付けるため、その分撤去費用がかかってきます。

2つ目は、工事期間が短いことです。
一般的に外壁塗装では、工事期間が12から15日ほど、張り替えでは12から17日ほどかかります。
外壁カバー工法は10から14日ほどでできます。

3つ目は、断熱性や遮音性に優れていることです。
既存外壁に加えて外壁素材を張るので、外壁塗装や張り替えよりも厚みがあり、熱や音を通しづらいです。

□外壁カバー工法のデメリット

一方で、外壁カバー工法ならではのデメリットも存在します。

1つ目は、新しくするサイディング材の種類が限られることです。
既存の外壁の上に新しい外壁をかぶせる方法では、外壁が重たくなってしまいます。
そのため、上にかぶせる外壁には重たい素材を選べず、軽量の金属サイディングに限られてしまいます。
金属サイディングは窯業系サイディングと比べて、デザインのバリエーションが限られているため、希望のデザインを実現することが難しいかもしれません。

2つ目は、外壁が重くなることで耐震性が若干低下することです。
どれだけ軽量の素材を選んだとしても、いまよりも外壁は確実に重たくなります。
そのため、地震のときに破損しやすくなる可能性があります。

3つ目は、外壁の劣化が激しい場合は使えないことです。
大きなひび割れをはじめ、サイディング材の反りや割れなどを放置していると、外壁の下地まで雨水が浸入している可能性があります。
その場合は、貼り直しが必要になる可能性が高いです。

□まとめ

この記事では、外壁カバー工法のメリットとデメリットをご紹介しました。
外壁カバー工法では、費用や時間を削減できるメリットがある反面、選べる外壁材に制限があります。
また、家の状況によっては外壁カバー工法が向かない場合もありますので、この工法でも大丈夫か業者に確認しましょう。
外壁のリフォームを検討している方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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