塗装剥がれの原因はどんなもの?放置するとさまざまなリスクがあります!

物件のメンテナンスというのは、所有者の方にとって避けて通れない重要な責任です。
中でも外壁の塗装剥がれは、見た目の美観だけでなく、物件の機能性や価値にも大きく影響します。
この記事では、塗装剥がれの主な原因とその影響、そしてどのように対処すればよいのか紹介します。
自宅や物件の価値を守り、適切なメンテナンスを行うために必要な知識を身につけましょう。

□塗装剥がれの原因について

塗装剥がれには主に2つの原因があります。
これらの原因を理解することで、対処法を適切に選択できます。

1:施工不良

施工不良は、外壁塗装の剥がれを引き起こす主要な原因の1つです。
特に、新築や再塗装から数年以内に剥がれが見られる場合は、この原因が疑われます。
施工不良には、下地処理の不十分さや塗料の不適切な選択、希釈や配分の間違い、乾燥時間の不足などさまざまな要因があります。

また、適切な間隔を空けずに施工を行ったり、劣化した部分を補修せずに塗装したりすることも、剥がれの原因となります。

2:経年劣化

経年劣化は、時間の経過と共に避けられない問題です。
太陽の熱や紫外線、雨風や地震による影響で、外壁塗料に含まれる樹脂が徐々に破壊され、剥がれが生じます。

この劣化は、塗装の耐用年数が近づくにつれて顕著になります。
外壁のメンテナンスやリフォームは、10~15年を目安に検討することが推奨されます。

□塗装剥がれを放置するリスク

塗装剥がれを放置することで生じるリスクは、見た目の問題だけに留まりません。
重大な構造的問題や資産価値の低下に直結する恐れがあります。

*雨漏りと構造体の腐食

塗装剥がれが進行すると、雨水が外壁材を通じて内部に侵入しやすくなります。
これが原因で雨漏りが発生し、構造体の腐食が進むことがあります。
早期発見されない場合、補修には高額な費用が必要となることも少なくありません。

*建物の安全性低下

雨水が構造体に浸透すると、建材の腐食やカビ、サビの発生を促進します。
これらは建物の安全性を直接脅かし、断熱性や防音性、耐震性の低下にもつながります。
最悪の場合、建物の倒壊に繋がる危険性もあります。

*資産価値の低下

外壁の状態は、物件の印象や資産価値に大きく影響します。
塗装剥がれを放置することで、物件の価値は確実に下がります。
特に、将来の売却を考えている場合、定期的なメンテナンスは避けて通れません。

□まとめ

塗装剥がれは、施工不良や経年劣化によって引き起こされます。
これを放置することで、雨漏りや構造体の腐食、さらには資産価値の低下といった重大なリスクに直面することになります。
早期の対処と定期的なメンテナンスの重要性を理解し、適切な対処法で対応しましょう。

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