家の外壁を注目するとブリード現象が!原因と防止方法について紹介!

家の外壁に黒く細い汚れが浮き出ている状態を見たことがありませんか。
これはブリード現象と呼ばれ、ひび割れをコーキング剤で補修する際に起こると言われています。
ブリード現象が起きていると家の外壁が汚く見えてしまい、周りから良く見られません。
そこで今回は、ブリード現象の原因と防止方法について紹介します。
ブリード現象を防止したい人は、ぜひ参考にしてください。

□ブリード現象の原因とは?

ブリード現象が起きる原因は、たった1つです。

それは、コーキング剤に含まれる可逆剤です。
小さなひび割れの補修する際に使用するコーキング剤ですが、その中には、可逆剤が含まれています。
可逆剤とは、コーキング剤を使用する際に、下地処理としてコーキングに柔軟性を与える役割を持っているものです。
この可逆剤のおかげで、気温の変化による塗膜の伸縮が起きても、ひび割れを起こさないようになるのです。

しかし、この可逆剤がコーキング剤からにじみ出すことで、補修表面の塗料や汚れと反応して変色してしまいます。
その結果、ひび割れの補修部分に沿って黒く細い汚れが現れるのです。

□ブリード現象を防ぐ方法とは?

現在のコーキング剤は、改良されてブリード現象が起こりにくいものが多いですが、より確実にブリード現象を防ぐためには、ブリード現象を防ぐ方法を知っておきましょう。
以下では、ブリード現象を防ぐ主な方法について紹介します。

1:ノンブリードタイプのコーキング剤を使用する

ノンブリードタイプのコーキング剤は、可逆剤がほんの微量にしか含まれていないのでブリード現象を防げます。

しかし、完全には防げないので注意しましょう。

また、常に外の環境にさらされ続ける外壁にノンブリードタイプのコーキング剤を使用すると、補修部分が再度ひび割れを起こすかも知れないのでおすすめできません。

2:専用のプライマーを使用する

そもそもプライマーとは、塗装する際に最初に塗る下塗り用の塗料のことを指します。
そのプライマーには、逆プライマーやブリードオフプライマーと呼ばれる可逆剤がにじみ出るのを防止する種類が存在します。
これらの専用のプライマーを使用することでブリード現象を防げるのです。

□まとめ

ブリード現象が起きてしまうと、わざわざ塗装した外壁が汚くなってしまいます。
そのため、ブリード現象は原因と防止方法を事前に知っておいて対策することが重要です。
もし、ブリード現象を起こしたくない、起きてしまっているとお考えの方は、1度当社にご相談ください。

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