塗装は、外壁をきれい、かつ丈夫に保つためには欠かせないものです。
その塗装に使用する塗料には、さまざまな種類があります。
今回は、その中でも多くの場面に使用されているウレタン塗料について紹介します。
ウレタン塗料の特徴や、ウレタン塗料が向いている場面について紹介するので、塗装して家を守りたい人は参考にしてください。
□ウレタン塗料の特徴とは?
そもそもウレタン塗料は、ウレタン系樹脂を主成分とした塗料です。
ウレタン系樹脂は樹脂の中でも柔軟性や伸縮性が高いものであるため、他の塗料よりも密着度が高いことが特徴として挙げられます。
また、塗膜の内部に何らかの理由でヒビが入っても、柔軟性、伸縮性が高いため表面にまでひび割れが広がりにくい特徴も持っています。
このような特徴を持つため、ウレタン塗料は、幅広い用途に使われています。
*ウレタン塗料の種類
ウレタン塗料には、塗料の成分によって分類分けされます。
1:油性と水性
ウレタン塗料は、油性と水性に分けられます。
油性は、塗料を薄める役割のある希釈剤に化学成分を使用しています。
油性の塗料の特徴は、水性の塗料よりも耐久力が高いことにあります。
しかし、化学成分を含んでいるので、「換気する」「扱いに気をつける」などの注意が必要です。
一方で水性の塗料は、希釈剤が水です。
そのため、油性の塗料にある独特の臭いがなく、健康面に関して油性の塗料よりも安全であると言えます。
また、環境にも優しいという特徴を持っています。
2:1液型と2液型
1液型の塗料と2液型の塗料とは、硬化剤を混ぜるかどうかの違いです。
1液型は硬化剤を混ぜていない塗料を指します。
一方で、2液型は硬化剤を混ぜた塗料を指しているのです。
2液型の塗料は、硬化剤を均一に混ぜているので、耐久性に優れた塗料になります。
□ウレタン塗料はどのような場面に向いている?
ウレタン塗料にも使用場面によって向き不向きがあります。
1:木部
ウレタン塗料は持ち前の柔軟性、伸縮性のおかげで防水加工に適しています。
そのため、木部が湿気を吸収しないように塗るとウレタン塗料の硬化を十分に発揮できます。
しかし、ウレタン塗料は耐候性にあまり優れていないので、屋外ではなく屋内のものがおすすめです。
2:フローリング
フローリングのコーティングも防水性能を十分に発揮できるのでおすすめです。
□まとめ
ウレタン塗料を利用することで、さまざまなメリットがあります。
そのため、きれいで丈夫に保ちたいのであれば、塗装を検討してみてください。
また、塗料は他にもさまざまな種類が存在しており、特徴もさまざまなので、塗装に興味のある方は、ぜひ当社にご相談ください。