ウッドデッキとは、屋根外に設置されている、主に木材によって作られたテラスです。
庭が広い家にウッドデッキが設置されているイメージがありますが、近年では、庭の狭い家に設置されることも増えました。
ウッドデッキは木材で屋根外についているため、放置しておけば雨に濡れ、腐ったり痛んだりしてしまう可能性があります。
それを防ぐには、塗装が必要です。
そこで今回は、ウッドデッキが腐ったり痛んだりしないためのおすすめの塗料と、塗料を塗る際の注意点について紹介します。
□ウッドデッキに使用するおすすめの塗料の種類とは?
そもそもウッドデッキにはどのような種類が存在するのでしょうか。
ウッドデッキの種類について紹介します。
1:浸透タイプと造膜タイプ
ウッドデッキに使用される塗料には、浸透タイプと造膜タイプがあります。
浸透タイプの塗料は、塗料が木材の内部に浸透することで防腐機能を発揮するのです。
表面に塗膜をつくらないので、木材の自然な手触りや雰囲気を残せます。
そのため、木目のデザインを残したい人におすすめです。
また、造膜タイプの塗料もあります。
この塗料は、木材の表面に塗膜を造ることで木材を保護するのです。
塗膜を造ることによって表面をコーティングできるので、雨が降っても大量の水分を木材が吸うことはありません。
また、塗料の色次第でウッドデッキの色を変えられます。
2:油性タイプと水性タイプ
油性タイプの塗料は、撥水性に優れており、また、耐久性にも優れています。
一方で、水性タイプは、油性塗料の中に含まれるシンナーの嫌な臭いがなかったり、比較的安全で扱いやすかったりするというメリットがあります。
それぞれ、機能面、安全面のメリットがあるためよく考えて選びましょう。
□ウッドデッキを塗装する際の注意点とは?
ウッドデッキを塗装する際には、注意点があります。
この注意点を知らなければ、上手く仕上がらなかったり機能面で劣ったりするので気をつけましょう。
1:塗装前
塗装前は塗料を混ぜておきましょう。
塗料はさまざまな成分が入っており、塗料を混ぜなければ成分が沈殿してしまい、塗る際に成分の偏りが発生してしまいます。
2:塗装中
塗装する際は、ウッドデッキの木目に沿って1枚ずつ塗装しましょう。
また、塗料を1度に大量にとって一気に塗るという行為も控えて、複数回に分けて薄く塗っていきましょう。
これらを守らないとムラの原因となってしまい、仕上がりが悪くなってしまいます。
□まとめ
おしゃれなウッドデッキを台無しにしないために、ウッドデッキに塗装しておくことをおすすめします。
ウッドデッキの塗装は自分でDIYとしてもできるので、1度挑戦してみてはいかがですか。
また、塗装にこだわってよりきれいなウッドデッキにしたい方は、ぜひ当社にご相談ください。