サイディングの劣化にはどのようなものがある?気になるひび割れについて解説します!

外壁材をサイディングにしている方は、どのような劣化症状が出てくるのか気になりますよね。
そこで今回は、サイディングの劣化にはどのようなものがあるのか、特に、ひび割れの症状について解説します。
ぜひお役立てください。

□サイディングの劣化にはどのようなものがある?

それでは、サイディングの劣化症状を順に見ていきましょう。

1つ目は、サイディング自体がひび割れしてくることです。
ひび割れには度合いがあります。
ひび割れの幅が0.3mm未満の場合、ヘアークラックと言い、緊急性は比較的低いです。
ひび割れの幅が0.3mm以上の場合、構造クラックと言い、壁の内部への影響が大きくなっているでしょう。

2つ目は、コーキングやシーリングがひび割れしてくることです。
ひび割れた所から、雨水が浸入する可能性があります。

3つ目は、チョーキング現象が起きることです。
チョーキングは、外壁の表面に白い粉が浮いてくることを言います。
この場合、塗装を塗り替える必要があるでしょう。

4つ目は、サイディングボードが反ってくることです。
反ったサイディングボードは元に戻せないため、張り替え工事が必要です。
定期的に、下から外壁を見上げてみて、反っていないかを確認しましょう。

□劣化症状のうちひび割れについて解説します!

サイディングの劣化にはいくつかの症状がありました。
このうち、ひび割れについてもう少し深掘りしていきましょう。

*サイディングがひび割れる要因とは?

まず、外部要因によるものです。
外壁が、紫外線を浴び、雨にさらされるのは仕方のないことです。
特に、釘の周辺や、日当たりの良い所がひび割れしやすいです。

次に、窓の開け閉めによるものです。
ついつい窓を力強く開け閉めしてしまうことはありますよね。
そのときの衝撃が蓄積されると、窓サッシ周辺のサイディングに悪影響が出てきます。

*サイディングのひび割れを直さないことによる影響とは?

まず、凍害の危険があります。
凍害とは、ひび割れに入り込んだ水分が凍結することで膨張し、その圧力で外壁がさらにひび割れしてくることです。
大規模工事をしなくて済むよう、早めに補修をしましょう。

次に、クリアー塗装ができなくなる可能性があることです。
クリアー塗装は、透明な塗料を使います。
そのため、クリアー塗装をしたくても、ひび割れ補修をした所は目立ってしまうでしょう。

そして、シロアリの被害を受ける可能性もあります。
シロアリは、湿った木材を好みます。
そのため、ひび割れによる水の浸入が進むと、シロアリの被害を受けやすくなります。

□まとめ

今回は、サイディングの劣化にはどのようなものがあるのか、特にひび割れの症状について解説しました。
サイディングは時間が経つと、ひび割れ・チョーキング現象・反りのような劣化症状が見られます。
また、ひび割れを直さずに放置すると、凍害やシロアリ被害を受けたり、クリアー塗装がしにくくなったりします。

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