黒い外壁の家を見かけると、つい目が奪われてしまうことがあります。
黒い外壁は、高級かつスタイリッシュな印象があるため、自宅の外壁も黒色にしたいとお考えの方は多いでしょう。
そこで今回は、黒い外壁の特性を解説します。
また、黒い外壁のデメリットも解説するため、ぜひご参考にしてみてください。

□黒い外壁の特性を解説します！

外壁のなかでも、黒い外壁には押さえておきたいポイントがあります。
黒い外壁を採用する前に、ぜひ知っておきましょう。

第一に、黒い外壁の特性を解説します。
黒色には、現物と比べて小さく見えたり（収縮性）、後ろにあるように見えたり（後退性）する特性があります。
また、現物と比べて重くて（重量性）硬い（強硬性）印象を与えます。
そのため、黒い外壁を選ぶと、外観の印象をギュッと引き締める効果が生まれるでしょう。

第二に、黒い外壁の印象を解説します。
黒色の印象と言えば、力強さ・自信・高級・上質・プロフェッショナル・神秘などが挙げられますよね。
一方で、拒絶・不吉・沈黙・孤独・恐怖などのマイナスな印象も与えます。
このように、黒い外壁には良い面と悪い面があることを意識しておきましょう。

□黒い外壁のデメリットを解説します！

黒い外壁は素敵な印象を与える一方、デメリットもあります。
以下の3つのデメリットをあらかじめ知っておきましょう。

1つ目は、色褪せたことが分かりやすいことです。
経年劣化により、どうしても外壁は色褪せてきますよね。
濃い色の外壁は、色褪せた所が目立ちやすいでしょう。
一方、薄い色の外壁であれば、色褪せてきてもあまり分かりません。

2つ目は、隣家が黒い外壁であることを嫌がる方が存在することです。
人によっては隣家の外壁の色を気にしないかもしれません。
しかし、先述の通り黒い外壁にはマイナスの印象があるため、不吉で暗い印象を持つ方がいます。
家と家の隙間が狭い場合、窓の外が黒い外壁であることがより気になるかもしれません。

3つ目は、汚れが目立ちやすいことです。
黒い外壁は、雨だれ・コケ・カビ・鳥の糞などが目立つでしょう。
そのため、光触媒で汚れを分解する機能や防藻機能が付いた塗料を選び、対策をすると良いでしょう。

□まとめ

今回は、黒い外壁の特性を解説しました。
黒色には、収縮性・後退性・重量性・強硬性があるため、外観の印象を引き締める効果があります。
また、黒い外壁のデメリットも解説しました。
色褪せたことが分かりやすかったり、隣家が黒い外壁であることを気にする方がいたり、汚れが目立ちやすかったりするでしょう。