内装仕上工事はどんな種類があるの?

工事内容やメリットなども解説

内装仕上工事の内容は多岐にわたり、それぞれ仕上がりにも差がでます。また業者によって得意分野があるため、コストを下げるかクオリティを上げるかなどで選ぶポイントも違います。 内装仕上工事のメリットは、居住空間を快適にできることです。ぜひとも業者に依頼して、内装を素敵に変身させてみましょう。今回は内装仕上工事の種類や、メリットなどを詳しく解説していきます。

1. 内装仕上工事の種類と内容は?

内装仕上とは、建物内の設備や装飾などの施工を行う工事を指します。内装仕上では木材や石膏ボード、壁紙などを使っての工事が行われるのが一般的です。ただ電気やガス工事なども内装仕上工事に含まれるケースも多く、工事内容は多岐にわたります。
以下に内装仕上には、どういった工事内容があるのかをみていきましょう。

1-1. 空間を作り出すインテリア工事

インテリアといえば、カーペットやカーテンなどの内装を思い浮かべる方も多いでしょう。ただ内装仕上には、家具や壁紙などの工事も含まれます。また照明器具やドア・台所などの設備も内装仕上に含まれるため、ひとくちにインテリア工事といっても、さまざまな種類があります。内装仕上は来訪者にとって快適な空間を作りだすために、必要な工事のひとつです。

1-2. 構造を強くする天井仕上工事

天井には下地材と仕上げ材の2種がありますが、個人宅なのかオフィス用なのかによって工事内容は変わります。たとえば通常の天井仕上工事では、下地に石膏ボードを貼りつける作業がメインです。
塗装やクロス張りなど、現場に合わせた素材を使うのも特徴でしょう。石膏ボードは重いため、下地を強化することで構造を頑丈にする工事の一種です。

1-3. 床を貼りつける床仕上工事

フローリングやカーペット、タイルなどに床材を貼りつけるのが床仕上工事の主な内容です。床仕上工事は、大きく「根太工法」と「直貼り工法」のふたつに分類されます。一戸建ての住宅などには「根太工法」が使われますが、店舗やオフィスなどは「直貼り工法」が使われるなどの違いもあります。どちらにしても床の補強に必要な工事のひとつといえるでしょう。

1-4. 騒音対策の防音工事

楽器店やスタジオ、また家のなかで楽器を弾く人にとっては、防音対策も重要な要素です。防音工事をはじめる前には、まず騒音レベルの調査が行われます。そのうえで規制基準をもとに対策目標値の設定がされます。
依頼主に対策プランや見積もりが提供されてからの工事となるため、ほかの内装仕上工事よりも複雑です。

1-5. 壁紙を貼るクロス工事

クロス工事は比較的安価で工事が進むので、手軽に内装の雰囲気を変えたい人におすすめです。石膏ボードを壁や天井に貼りますが、下地の板によって種類や機能もさまざまとなります。そのため建物の特性や用途によって選ぶ素材が決まり、状況によっては工事に時間がかかる可能性もあるでしょう。

2. 内装仕上工事を業者に任せるメリットは?

昨今ではDIYで内装工事をする方も増えています。ただ、DIYはたしかに費用を抑えられますが、仕上がりの程度は業者と比べても劣るのは間違いありません。業者に任せるとどういったメリットが得られるのかなど、以下にみていきましょう。

2-1. 仕上がりが早い

内装仕上工事を業者に依頼する一番のメリットは、仕上がりが早い点です。業者は専門的な知識と技術があるため、DIYに長けている人と比べても作業スピードは早くなります。またDIYはひとりでの作業が多いものの、業者なら複数人で同時に作業ができます。経験が豊富な分、仕上がりも早くて高品質なのがメリットです。

2-2. 丁寧な仕上がり

業者はプロですからお金をもらっている以上、仕上がりにも手を抜きません。とくに一流の職人が施工をすれば、DIYとは比べものにならないくらい丁寧な仕上がりになるでしょう。仕上がりがきれいであれば、居住空間も快適になるので、業者に任せるメリットは大きいといえます。

2-3. 知識が豊富

内装工事とひとくちにいっても、顧客の生活スタイルや要望に沿って行う必要があります。たとえばペットを飼っている家庭であれば、ひっかき傷や汚れに強い素材を使う必要があるでしょう。
業者に任せるメリットは、知識が豊富な点です。どのような状況でどういった素材を使うのかなど、知識が豊富だからこそ安心して任せられます。

3. 内装仕上工事業者のタイプを知ろう

内装工事業者は「デザイン専門業者」「内装業者」「工務店」の、3種にわかれます。コストで選ぶ場合、一番優れているのは工務店です。ただそれぞれ特徴と得意分野が分かれるので、費用面だけで選ぶのはおすすめできません。以下より仕上業者のタイプを詳しくみていきます。

3-1. デザインの専門業者

デザインの専門業者に任せるメリットは、工事のクオリティが高いことです。設計段階でデザイナーが加わり、工事もデザインに沿って行われます。ただデザインの専門業者はデザインと設計しか行わないため、工事自体はほかの業者に依頼する必要があります。

3-2. 設計も兼ねる内装業者

内装業者のメリットは、デザインと施工を同時に行ってくれる点です。内装の工事が1社のみで完了するため、費用も抑えられるでしょう。またデザイン料が工事費用に含まれるので、よりコストを下げられます。

3-3. 施工がメインの工務店

工務店は内装はもちろん、住宅の建設やリフォームなど業務内容は広めです。ただ施工メインの工務店では専門のデザイナーがいないため、内装のクオリティが下がる可能性があります。
デザイン力を求めない分費用は安いものの、クオリティが下がる可能性は考えておきましょう。

4. 内装仕上工事のタイミングは?

内装仕上工事のタイミングは外装仕上げ工事が終わり、雨水の浸入の危険性がなくなったときに行われます。ただ高層ビルなどでは、外装工事が行われている最中に内装もはじめる可能性もあり、一般住宅とはタイミングが違います。
基本的には外装工事が終わった時点で工事がはじまりますが、建物によって工事時期が違う点には注意しましょう。

5. まとめ

今回は内装仕上工事の内容や業者に任せるメリット、業者の選び方などをご紹介しました。内装仕上工事とひとくちにいっても、工事内容は多岐にわたります。またどの業者に任せるかによって、コストや仕上がりに差がでる点には注意してください。ぜひとも内装仕上工事を依頼して、居住空間を快適にしてみましょう。 もし内装仕上工事の業者をお探しなら、まずは一度「株式会社高一」にご来店ください。内装塗装での実績が豊富な当店で、快適な内装作りのお手伝いをいたします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

お見積り・お問い合わせはお気軽にどうぞ

  • 電話番号: 0120-805-115
  • お問い合わせ